健康ブームの昨今,市場ではさまざまな栄養素が注目され,関連商品がブームになっています。でも,巷で言われているような高い働きが本当にあるのでしょうか?
エチケットとして口臭はとても気になるものです。口臭の原因となるのがメチルカルカプタンという物質。カテキンはそれに対して消臭作用を示すものとして注目されています。 カテキンには虫歯菌の増殖阻止作用があります。特にEGCgやECgが増殖阻止力が強く,食後にお茶を飲むと虫歯の予防になると言われています。 精神的なストレスの蓄積により発症すると言われている胃潰瘍。最近の研究で胃潰瘍,または胃がんは胃の中にいるヘリコバクター・ピロリ菌が引き起こすことが分かっています。そのため,ピロリ菌を除去することが胃潰瘍などの予防につながると考えられています。カテキンにはピロリ菌を除去する殺菌作用があることが分かり,特に注目されています。 風邪の予防にはうがいが良いと言われています。その時,お茶でうがいをするとさらに効果的とされています。それは,喉や食道に侵入した悪性ウイルスにカテキンが付着し,増殖を抑えるから。カテキンには「抗ウイルス作用」の働きがあるのです。 私たちの腸内には,何百種類もの細菌が生息しています。細菌の中には,ビフィズス菌などの善玉菌,がん患者に多いとされるウェルシュ菌などの悪玉菌があります。善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ,悪玉菌が増殖すると免疫力が低下してしまいます。カテキンは,小腸でアミラーゼと結合して,その働きを阻害。結果,でんぷんは分解されることなく大腸に送られ,善玉菌の繁殖を助けます。そこで,善玉菌と悪玉菌のバランスが一定に保たれ,腸内環境を整えてくれます。 血中コレステロール値を正常にする働きもあるカテキン。悪玉コレステロールの増加を抑制し,動脈硬化を抑制します。その動脈硬化は,悪玉LDLコレステロールが活性酸素により酸化され,血管に付着することが原因で発症。また,活性酸素は,老化に多大な影響を及ぼしたり,さまざまな疾病にも深く関わっていることが近年の研究で分かってきています。カテキンは,活性酸素を除去する抗酸化作用があると言われています。 ごく最近,肥満マウスを用いた動物実験でカテキンを長期摂取させると肥満抑制作用も発見されました。さらに,遺伝的に寿命の短い老化モデルマウスを用いた実験でカテキンが脳機能低下が抑制されることも報告され注目されている食品成分です。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||